De battre mon cœur s’est arrêté
超久々に見た映画。
邦題は『真夜中のピアニスト』。
って言いながら原題を直訳すると『鼓動が止った』になるんだけどね。
フィルムノワールの要素が入りまくりで好き嫌いが激しく分かれると思うよ。
しかもフランス産だけあって、アメリカ的な映画を期待すると痛い目を見る。
明らかに破綻した性格を持つ主人公がピアニストを目指して失敗する内容で、ある程度こういうのが好きじゃないと退屈に感じるかも。
蛇足は承知の上で、最初にナレーションでも良いから主人公の生い立ちを語った方が理解しやすいのに。
バッハやハイドンのピアノクラシックが流れる中、Renaissance Paris Vendome Hotel にも入ってるTélépopmusikの“Breathe”が1度だけ流れる場面が印象的。
急な暗転も気になったりしたけど記憶には残る映画なので暗くなりたきゃ見てみてね。