Marianne Dissard
行きは13時間、帰りは10時間という殺人的に暇な時間を共に過ごしたアルバムレビューなのだ。
このジャケはMarianne Dissardの『l’abandon』。
すごい実験的なアルバムだと思うよ。
売れるかどうかは別として。
だってフランス人なのにロック。
アリゾナ発フランス行き。
まさにソレでシャンソンとアメリカンロックを混ぜた感じ。
不思議なのはアメリカ臭い陰気なロックなのに憂いがないところ。
そこはフレンチの成せる業か。
何か英文の説明だとジャズとかブルースとか言ってんだけど、どこら辺りがそうなんだろうか。
この手のジャンルが他にないから比べようがなくって困っちゃう。
ハマる人にはハマるってのが一番の褒め言葉だと思うんだよね。
一度試しに聴いてみておくれよ。