Loneliness without tenderness

By: not-b

5月 24 2007

Category: all, other

Aperture:f/3.2
Focal Length:3.3mm


休日は一体どのように過ごせば良いのか。
これは世のお父さん方の悩みだとは思うのですが、私はまだお父さんではないのでフラフラと遠出をするのです。

ところが、方向音痴なので適当に走るととんでもないトコに行ったり、おかげで帰れなくなったりと、今まで散々な思い出しかないのス(キッパリ)。

昨日は高松に行こうと思ったので、東に向いて走っていたら、何故か西の方へ向いてました。
そのまま気まぐれお嬢様的なノリで突っ走っていたら、サッパリわからん渓谷に行ってしまって、景色がこんなトコで、もうね…電信柱がコンクリじゃなくて木なんですよ。線路が1本しかなくて、しかも田植えしてて、電柱が木で、線路内に入ったらダメとかそういうレベルじゃない身近さがある景色。

都会の小僧達が遥か昔に忘れてしまった、戦前日本の景色というのがココにあるのだ。

都会の暮らしは喉が渇きませんか?
明日と今日の境はどこですか?
黄昏ることのない街で、ずっと居ては疲れませんか?

涼しい風が吹く景色は良いですよ。
日が暮れたら今日の終わり、明けたら明日の始まり。
夕日も夜空も綺麗なので、落ち着く場所を1つは持ちたいものですね。

ま、迷いながら行ったので、2度と行けない場所なんだけどね。
帰り道も知らない人に聞きながら帰ったし。

それにしても1人で、迷いながら夜道を走るのは怖い。
この歳になっても。
あと20年若ければ絶対泣いてるね。