Back Of Alley Original Sound Tracks
『つまり天の川の中の光のひとつは四万年かかってこの地球に届いたものなのだ。(略ッ)
人間の実相は刻々と変わっていく。
無限分の一秒前よりも無限分の一秒後には、無限分の一だけ愛情が冷めているかもしれない。
だから肝心なのは、想う相手をいつでも腕に抱きしめていることだ。
ぴたりと寄りそって、完全に同じ瞬間を一緒に生きていくことだ。
二本の腕はそのためにあるのであって、決して遠くからサヨナラの手をふるためにあるのではない。』
中島らも:サヨナラにサヨナラ
この最後の一文が自分にとってたまらない表現なのです。
両腕の使い方を少し学んだ気がするアルよ。
いやこのアルバム、エフエム京都が出してる同番組のサントラ『BACK OF ALLEY ORIGINAL SOUND TRACKS』なんだけど、これがホントに眠い。
眠いわボケーって感じるくらい単調すぎる。
一小節を延々と繰り返してそれを18曲分。
所々で耳につくスライド式で局を選択しているノイズだけがアイデンティティーだ。
ジャケットだけ綺麗ね、貴方。
てかテメェ、京都なら無駄に小洒落た良い曲作れや。
そんなワケで全く関係ない中島らもの名言を思い出すくらいに退屈なアルバムなのよ。